12/13-14 冬休みこどもキャンプ スタッフ研修
先週末の 13 日・14 日の 2 日間にわたり、冬のこどもキャンプに向けたスタッフ研修を行いました!

研修1日目は、オリエンテーションからスタート!
施設の使い方や研修全体の流れを確認したあと、アイスブレイクとして「共通点探し」 を実施しました。
思わぬ共通点が見つかるたびに歓声が上がり、会場は一気に和やかな雰囲気に包まれました!

続いて、新人スタッフに向けて、ネイチャーコアのキャンプ理念や、大切にしている想いについて共有。
同時に、ベテランスタッフはキャンプ本番で使用する釣り竿づくりを行い、それぞれの役割に分かれて研修を進めました。

昼食は自己紹介を兼ねて和やかな雰囲気の中で行いました。
お互いのことを知りながら、自然と会話が弾み、チームワークも深まっていきました!

その後は「あそび会議」の練習へ!
こどもたちの気持ちや発想を大切にしながら、どのようにあそびを広げていくのか、スタッフ同士で意見を出し合いました。

午後は工作の研修。
新人スタッフは実際にのこぎりやかなづちを使って作品づくりを体験し、ベテランスタッフは「短く・分かりやすく」こどもたちに伝えるための説明方法について話し合いました。
キャンプ本番ではあえて詳しく言いすぎず、こどもたちが自分で考え、気づき、その中で生まれる主体的な学びや挑戦を後押ししていきます。

夕方からは自炊の時間。
郡上鍋、ごはん、大根サラダをつくりながら、調理の手順や危険なポイントを確認。
火起こしの説明についても、「答えを教えない」「失敗を大切にする」というネイチャーコアならではの考え方を確認しました。

夜の交流会では、スタッフの話を聞かずに
・歩き回ってしまう
・眠くなってしまう
・友達同士で話してしまう
といった、キャンプ中によくある場面を想定し、どのような声かけができるのかを話し合いました。
こども一人ひとりの気持ちに寄り添う関わりについて、じっくり考える時間となりました。

2日目は雪あそび研修を予定していましたが、雪がほとんど積もっていない状況に!
そこで、「あまり雪がない中で、どれだけたくさんのあそびを生み出せるか」をテーマに、実際に体を動かしながら研修を行いました。



森の中ではアスレチックあそびを実施し、あそびながら危険なポイントを確認!


こどもたちが思いきりあそびながらも、安全に過ごせるようにするための視点を学びました。
昼食後は、おやつづくりと釣りあそびに分かれて活動開始!

おやつづくりでは、べっこう飴やクッキーづくりに挑戦し、おたまを使って飴をつくったり、チョコ味のクッキーを焼いたりしました。
釣りあそびでは、アマゴやマスを釣り上げる体験を実施。
エサは自分たちでつくった練りエサやお菓子を使用しました。


最初はなかなか釣れませんでしたが、寒い中でも粘り強く挑戦し続けることで、次々と釣り上げるスタッフが現れました!
研修の最後には、一人ひとりが 2 日間の学びと、キャンプ本番への意気込みを発表。

「答えを教えるのではなく、こどもたちが自分で考えて試してみるというコーチング理論について学んだので、キャンプ本番で活かしていきたい!」
「雪がない中でもたくさんのあそびが生み出せることに気付いたので、キャンプ本番でもこどもたちと色々なあそびを全力で楽しみたい!」といった想いが語られました。

2 日間を通して、新人・ベテランスタッフ問わず、たくさんの学びと気づきのある研修となりました。
スタッフ一同、こどもたちと冬キャンプで会える日を心から楽しみにしています!
この冬も、こどもたちにとって忘れられない最高の思い出となるキャンプを、みんなでつくりあげていきます!
